何度かこのブログにも書いたのですが
モカ姉さんの食べ物への執着はスゴイものがあります。
バセットはもともと‘超’のつく食いしん坊な犬種のようですが、
モカ姉さんには「食べ物を見ると近くの犬を攻撃する」という
悪いクセがあるのです。
もともとの性格なのか、それとも何かトラウマがあるのか
里親の私には解りませんが、
食べ物がからむと本気モードになるので危険です。
テレビのCMや愛犬家の方々のブログを拝見していると
「数頭のわんちゃんが並んで仲良くお食事中♪」という画像が
よく出てきますよね...。
浅はかな私は、これが「普通のこと」だと思っていました。
「普通」というのは語弊があるかも知れませんが、
自然にできることだと思っていたのです・・・昨年の秋までは。
一人っ子の時にはわからなかったモカ姉さんのこのクセに
ベス達の預かりを始めて気づいた私達。
昨年の12月、モカ姉さんがおやつを待っていたところに
たまたま居合わせた生後1ヶ月あまりの小さなレオ。
モカ姉さんはレオが視界に入った途端、何の前触れもなく攻撃。
首に噛み付いてガウガウ振り回し、
人間が止めにはいるまで攻撃を続けました。
かわいそうなレオはヒキツケを起こして目に怪我を負い通院。
幸い大事には至りませんでしたが、
こんな事態が起こるとは想像もしていなかった未熟な私達は
本当に本当にびっくりしました。
・・・なので我家では食べ物を与えるときは神経を遣います。
今ではベスの身体も大きくなり、危険を察知する能力を身につけたので
大きなトラブルはありませんが、まだまだ怖くて一緒に食事はさせられません。
一口サイズのおやつだけは並んで口に入れてあげることができますが、
お食事はサークルやバリケンの扉を閉めて安全を確保して食べるべっちゃん、
最近めっきり早食いになりました(困)。
モカ姉さんとべっちゃんが並んで仲良くお食事する姿が見たいな~と
今日も夢見る母であります。