べっちゃんはいつ、どこで生まれたのか、両親がどこにいるのかまったく解りません。
昨年の11月2日、生後1週間ほどで6きょうだい一緒に
千葉県の動物愛護センターに持ち込まれ翌日の殺処分を待つ命でした。
・・・でも、たまたまその日、千葉わんで活動されているmaricoさんが
動物愛護センターを訪れ6きょうだいを救ってくれたのです。
べっちゃん達きょうだいは千載一遇のチャンスで命をつなぎました。
そのときの写真がこれ(↓)
※画像は
maricoさんのブログから拝借させていただきました
「飼い主に連れてこられた生まれたばかりの子犬。
親犬が死んだので育てられないというのが飼い主の理由でした。
今の私にはその言い訳は信じることがもうできません。
少し冷たくなりながらもお腹が空いたと鳴き叫んでいました」
というmaricoさんのコメントが添えられていました。
救出された6きょうだいは優しい千葉わんスタッフさんのもとで保護され、
11月4日に3きょうだいが我家にやって来ました。
しかし、劣悪な環境に居たせいか、間もなく全員重いウイルス性の風邪を発症し、
6きょうだいのうちの2匹が虹の橋を渡ってしまいました。
我家で辛い闘病のすえたった1週間で逝ってしまったチャック。
来たときは一番小さい身体だけれど一番の元気印でした。
その後元気を回復した4きょうだいはすくすくと成長し、全員赤い糸をたぐり寄せました。
べっちゃん達と別に育ったちびちゃんとしろちゃん。
千葉わんスタッフさんのもとで引き続き大事に育てられた後、
優しい預かりさま宅へ移動しました。
お正月明けにちびちゃんはすばらしいご縁を見つけ、
「ぱふぅ」というかわいいお名前をもらって山梨の大自然の中で楽しく暮らしているそうです。
そして、しろちゃんは預かりさま宅の子になって「蓮」というりりしいお名前に変わりました。
なんと蓮君は偶然にも、我家がべっちゃんを引き取りたいと申し出たすぐ後に
預かりさまが同じく里親会場に来られて同じ申し出をされたそうです。
なんだかきょうだいのご縁を感じますね。
蓮君の様子はこちらのブログから。
ぱふぅ君のその後の様子も紹介されていますよ!!
そして我家でベスと共に育ったレオ君。
年末に千葉の海辺の大きなお家にお婿入りし、
優しいご両親とお嬢さまに存分に甘えているようです。
既にお散歩デビューも済ませ、毎日先住猫のヒナちゃんと楽しく生活しています!
そんなヒナちゃんとレオ君の生活の様子を
お嬢さまがブログで紹介してくれていますのでぜひご覧ください~☆
※画像はブログから拝借させていただきました
わずかなチャンスを得て成長したべっちゃん達、
この仔達を捨てた人間は、これほどかわいく賢く成長すると
知っていれば捨てるのをやめたのでしょうか?
動物愛護センターに持ち込まれた犬猫達を待っているのは苦しい殺処分です。
ボランティア団体等に保護されて第2の犬生を得るのは
運の良いほんの僅かな仔達だけなのです。
動物達の命を軽んじる日本の現実に目を向けていきたいと思います。
●
動物愛護センターレポート(動物愛護センターに持ち込まれた犬猫の現状)
http://centrerep.exblog.jp/
●
千葉わんホームページ(本当の家族を探しているわんにゃんが待ってます)
http://animal-note.cool.ne.jp/index.html