と言っても、何かと狂暴なタイガを家で刈れるワケはなく・・・
(無理矢理にすると噛まれるのは必至だし、
口輪を付けても40キロ以上あるタイガが抵抗したら刈るどころではないので)
全身麻酔での丸刈りをお願いしました。
(ブログを見返してみたら今年でもう4回目でした・・・早っ!)
「全身麻酔なら簡単ね^^」と思ったそこのアナタ!
実はこれがものすごく大変で・・・
まず、麻酔に至るまでが私たちも獣医さんも看護士さんも命がけ(笑)
この麻酔までが「大変」の前編です(^^;)
麻酔のためには前足の血管を確保して留置針を入れる必要があるのですが
普通はこれは鎮静剤が効いて「ぽや~ん」としている状態で行います。
しかし、タイガは鎮静剤がまったく効かないので、
殺気みなぎる状態のタイガの前足の血管を探して
針を入れなければなりません
ちなみに・・・
一番最初に血液検査と鎮静剤の注射(2本)をしたのですが、
さすがのタイガもこれらは慣れたようで
後足からの採血や、ワクチンと同じくお尻にプスッとするだけの鎮静剤注射は
おとなしくできました。
(もちろん口輪と保定は必要ですが)
さて、血液検査の結果が出て(タイガは全項目OKでした
)
いよいよ麻酔です。
私は何があっても口輪が外れないように注意しつつ頭を抱え、
モカパパがタイガの上半身が動かないようにしっかり保定、
看護士さん数人でお尻や足を保定して
院長先生が前脚の血管に留置針を入れます。
(この間、タイガは恐ろしい声で唸りまくりでした><)
ここまで来ればホッと一息。
あとは留置針から導入の麻酔薬を注射すると
すぐにタイガの意識が遠のきます。
そして、みなでタイガを抱えて吸入麻酔装置へ移動。
ここで私たちはお役御免。
あとは病院にお任せしていったん帰宅します。
この時点でもう午後1時近くでしたが・・・
タイガのためにフルメンバーで出動してくださった病院側のご配慮で
措置は1時間ほどで終了!
午後2時に迎えに行きました。
(ちなみに我が家から病院までは徒歩2~3分の近さです)
そして、ここから「大変」の後編が始まります(^^;)
麻酔から覚めると危険なタイガ
本能的に噛みつきが出るコなので、
麻酔から醒めきらない朦朧とした状態のときは特に危険><
挿管を外したらすぐに口輪を付けます。
あとは車まで運んでちょっと様子を見て
家に連れて帰りました。
(何かあればすぐに診てもらえる距離なので)
丸刈りにして皮膚の状態を診てもらったタイガ、
今年は秋田旅行や大型連休もあって
ちょっと刈るのが遅かったこともあったのか
お腹や脚にたくさん膿皮症がありました。
また、ついでにふだんできない
爪切り、肛門腺絞り、耳洗浄などもしてもらいました。
こんな大変なタイガを処置して下さる動物病院の
先生、看護士のみなさま、
毎年本当にありがとうございますm(__)m
(そして来年もよろしくお願いします(^^;))
さて、家に連れ帰ったタイガですが
まだまだ大変な状態は続きます💦
(続きは次回に・・・)
麻酔を乗り切ったタイガに
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