べっちゃんのダイエットの記事の途中ですが
こちらを先に記させていただきますm(__)m
昨日、卒ワンのまな(旧 茉夏)ちゃんに会ってきました。
一昨日パパさんからお電話をいただき、
まなちゃん、痴呆のような症状が出て食欲もなくなり
病院でもらった流動食も受け付けず、
ここ数日は飲水も排泄もしなくなったと・・・。
びっくりして昨日お邪魔してきました。
* * * * *
まなちゃんは、ブリーダー放棄の劣悪な現場からレスキューされた
柴犬たちのなかの1匹です。
秋にとっても優しいパパさんに見初められ、
昨年の12月、お嫁入り1周年のときには、
パパさんから↓のような嬉しいご報告とたくさんのお写真をいただき
まなちゃんの幸せそうな様子にとても嬉しく思っていました。
↓↓↓
『まなが我が家に来て一年になります!
慣れたのか、慣れてないのか⁉
相変わらずですが、まだまだ怖がりが治りません~
散歩が唯一のまなの楽しみで、なるべく多く散歩してます~
まなは慌てるように歩くから、躓いたりフラフラしたり…
足腰が弱いので無理もさせられないです。
最近はリビングで歩き回るようになりました!
一年の健診もして、血液検査も問題なく元気です~! 』
* * * * *
・・・まなちゃん家にお邪魔すると
まなちゃんは風の通る気持ちの良いリビングで寝ていました。
お嫁入りの時に9キロを超えていた体重は半分以下になり
目は開いているけど、呼びかけても反応がなく
眠っているような感じでした。
眠っているように見えたまなちゃんですが、
突然スイッチがはいって、立って歩きだそうとします。
今はもう自力では起き上がれず、パパさんに支えてもらっていますが、
歩けていた時も、左回りにグルグル徘徊するだけだそうで
まるで痴呆のほうな症状だったそうです。
何かきっかけがあったわけではなく、
徐々にそんな感じになって来たそうですが
ここ1カ月ほどでガクッと状態が悪くなったそう。
獣医さんでも原因は解らず、身体の状態から全身麻酔は無理なので
MRIの使用もできず、治療もできないという状態でした。
犬の飼育に慣れているパパさんは、平素から血液検査は頻繁にしてくれていて
検査結果の異常はなかったそうです。
まなちゃん、まだ痴呆がでるような歳ではないと思うのだけど
過酷な環境で生きて来て、老化が早かったのかな・・・?
それとも、脳に腫瘍ができてしまったのかな・・・
(まなちゃんと同じ劣悪な場所からレスキューされた柴犬たち、癌で亡くなる子が多いです)
持参したカロリーエースをシリンジでまなちゃんの口に垂らしてみると
何度かに分けてほんの少しだけどペチャペチャと飲んでくれて
内臓が動いたからかオシッコも出て
まなちゃんは目を閉じてスヤスヤと眠り出しました。
食欲はないけれど、身体に痛みなどはなさそうで
それがせめてもの救いでした・・・。
まだお嫁入りして1年半ちょっとのまなちゃん。
やっと家庭犬として幸せな生活を掴んだのに、
まなちゃんに残された現世での時間は
もうあまり長くないかも知れません・・・
おそらく劣悪なパピーミルで繁殖に使われていたまなちゃん、
歯を切断され、卵巣は腫れあがり、過酷な犬生を生きてきました。
優しいパパさんができて、もっともっと幸せな犬生を楽しんでほしいけど
まなちゃんにもうこれ以上「がんばって」とは言えない気がしました。
眠っているまなちゃんを前に
パパさんと今後のことをお話ししていると
まなちゃんの瞼がピクピクと動いて、少し足を動かしました。
口元はリラックスしています。
きっと楽しいお散歩の夢をみているのだなあと思い、
まなちゃんの夢が、過去の辛い生活ではなく
楽しいお散歩で良かったとしみじみ思いました。
帰り際、パパさんにナデナデしてもらっているまなちゃんに
そっと別れを告げて玄関を出ました。
まなちゃん、どうか痛みなど出ませんように、
もう辛い時間がありませんように。
そして、一分でも一秒でも長く、優しいパパさんと過ごせますように。
みなさんも一緒に祈っていただければ幸いです。
まなちゃんに祈りのひとポチをお願いいたします