先週はなんだかんだとバタバタしてしまって
おまけに考えることもたくさんあって、ブログをご無沙汰してしまいました。
凛ちゃんも我が家の姉妹もみな元気にしています
凛ちゃんにも色々なことがあった1週間でした。
振り返って記します~
まずは7日(火)。
不妊手術跡の抜糸に行きました。
凛ちゃん、動物病院に入るのを嫌がってガクガク震え・・・
入り口の前で渾身の力を込めて踏ん張りました。
小柄といってもそこは秋田犬、本気で踏ん張ると私の力では動きません。
なので、私もしゃがんで「凛ちゃんおいで~♪」と精いっぱい優しく呼びかけること5~6回。
仮母にはとても従順な凛ちゃん、嫌々ながらも病院へ入ってくれましたよ
話が少し脱線しますが、こういう時って、犬の性格がよく出るなあ~と思います。
凛ちゃんは我が家のべっちゃんと同じで、だいぶ臆病な性格ですね。
紗羅ちゃんは仔犬だったこともあるとは思いますが、凛ちゃんとは正反対・・・
診察台ですやすや眠ってしまうほど大胆でした(笑)。
そして、我慢強くて人が大好きな茶々くんは、どんなに痛い治療をされても
いつもお尻尾フリフリ、嬉しそうに先生にご挨拶していましたよ♪
★病院が大好きだった秋田系おふたり★
さてさて、話を戻します。
臆病な凛ちゃんですが、がんばって抜糸も済ませました。
いきなりお口が出ないよう私は頭の保定をしていましたが、
暴れることも、お口を出すこともなく、お利口に耐えていました。
体重は少しだけ減って26.1キロ。
術後の数日、あまり食べなかった割には減っていないな~って感じでした。
そして9日(木)。
この日は訓練の日で訓練士の篠原先生と、もうおひとり訓練士の方、
一緒にレッスンを受けている人など、人間4名と犬2匹のお客さまを
お迎えしました。
ふだんは番犬はするけど、私が応対し出すと吠え止む賢い凛ちゃんですが・・・
この日は初めて家の中に迎えるお客さま(それもいきなり多数)だったせいか、
はたまた、先生方の出すオーラに並々ならぬ迫力があったせいか(笑)、
ものすごーーーく吠えました!!
(レッスンの度に吠え続けるべっちゃんには負けるけどね・・・)
でも、本気で「イケナイ!!」と低い大きな声で叱ると
(先生の指導はまず声の出し方からですよ~(^_^;))
2回目で静かになりました。
(凛ちゃん、偉いね~!!)
凛ちゃんの前触れのない威嚇行動についても相談しました。
機嫌良くしているように見えて突然ガウガウするので本当にびっくりますし、
犬に対しても同じように挨拶している途中に急に威嚇します。
しかし、この「前触れがない」というのは秋田犬特有のものだそうで
先生が訓練した秋田犬にも同じような特徴のある子がいたとお聞きしました。
凜ちゃんは典型的な「一代一主の気風(主人に忠実で他人に簡単には馴れない)」なので
日頃接する人は服従訓練が欠かせないこと、
同じような気質の日本犬の飼育経験のある方でないと凛ちゃんとの生活は難しいこと、
小さなお子さんのいるご家庭での飼育は危険なこと、
などのアドバイスをいただきました。
そして凛ちゃん、先生の指導を受けながら(指導を受けるのは私ですが)
チョークを使用して訓練したら、なんとたった15分くらいで
脚側歩行をほぼマスターしました。
先生にも「かなり賢い子」と褒めていただいたのですが・・・
「後ろ足の動きがおかしい」と指摘を受け(私は気づきませんでした~(^_^;))
訓練を中止、早めに獣医さんの診断を受けるようにと注意を受けました。
翌10日(金)。
朝一番でかかりつけの先生に凛ちゃんの足を診てもらいました。
最初に外で歩きを見てもらい、後ろ足全体の動きに少しぎこちなさがあるということで、
触診や可動域の確認などをしてもらいましたが、結果、特別な異常はありませんでした
痛みも気にするそぶりも特になさそうなので、獣医さん曰く、
「後ろ足の筋肉が殆どなく、身体的にすごくアンバランスな状態なので、
まずはしっかりお散歩して筋力をつけてみて、それでもぎこちなさが残るようであれば
レントゲンで股関節の状態を見ましょう(股関節撮影は特殊な姿勢での撮影なので、
凛の場合は全身麻酔でないと無理だそうです)」ということになりました。
今までケージに入りっぱなしの生活をしていたと思われるので
筋力がつけばおそらく大丈夫だろうということです。
お散歩は速足程度でしっかり歩いてくださいとのことで、まずは一安心です
。
凛ちゃんはこの日も動物病院に入るのを嫌がって、
とうとう入り口でビビリウンをしてしまいましたが、
看護士さんが嫌な顔一つせずに片づけて「念のために・・・」と検便までしてくださいました。
先生も足の検査のついでに足裏毛をカットしていたいて
「今日はたいしたことしてないから」とこの日は無料にしてくださいました。
この先生は茶々丸くんの傷のドレナージ処置をし、
自分の出産の前日まで毎日茶々の傷を診てくれていた先生です。
難しい秋田の凛ちゃんを快く診てもらえるだけでもありがたいのに
本当に助かります
まだまだ書きたいことがあるのですが、ちょっと息切れしてきましたので
週末の出来事はまた改めて。
凛ちゃん、医療措置がすべて終わり、健康上の不安もなくなりましたので
いぬ親さまの募集を開始いたしました。
きちんと向き合ってしっかりとしたしつけをすれば
ものすごい忠犬になること間違いなしの凛ちゃん。
これまでの経験不足と、だいぶ臆病な性格から威嚇行動も出ていると思われますが
これからいろいろな体験をして、ものごとの是非をきちんと教えれば
賢い子なので学んでくれると思います。
何のしつけもされずに子供だけ取げあげられて(出産経験があります)、
あげくにブリーダーから定点収集に持ち込まれた凛ちゃん、
今度こそ凛ちゃんのことを一生守ってくれるご家族を探してあげたいと思います。
凛ちゃんの応援どうかよろしくお願いします!
※凛ちゃんの詳細はこちらからご覧ください
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