日曜日、江戸川河川敷の篠崎緑地で開催された秋田犬保存会の展覧会
「第94回関東総支部展」の見学に行ってきました
朝の10時すぎ、モカパパと太雅くんと3人(2人と1匹)で出発!
ちょうどこっち方面に用事があったモカパパを篠崎駅付近で降ろして
太雅くんとふたりで会場に着いたのが午前11時頃でした。
実はワタシ、秋田犬の展覧会は初めて・・・(^_^;)
(何しろ展覧会の開催される春と秋は「いぬ親会」のシーズンでもあり、いつもブッキングしてしまうのです)
私の頭の中はイメージは・・・
『コワ~イおじさま方が、これまた怖そうな秋田犬を連れて、殺気立った会場を歩いている』という任侠映画の一場面のようなものだったのですが~
はい、予想と現実は全然違いました(笑)
口輪を付けた太雅くんと一緒に会場に入ると、
「まあ、モクちゃん♪」とか、「可愛いね~」とか、「うちも以前モクの子がいたよ~」などと
たくさん声をかけていただきました。
(犬舎の方々は長毛のことを「モク」と言う人が多いのですね~)
「長毛の子は規格外で、生まれてしまったら処分されることが多い」と聞いていたので
太雅くんを連れて行ったら「白い眼で見られるのでは?」と思っていたのですが
そんなことはありませんでした
審査会場内では、1匹ずつ丁寧に審査が行われていましたが、
付いているハンドラーさん(展覧会では何と言うのかな?)は、
ハンドラー専門の人ではなくて、飼主さんが努められているようでした。
(秋田犬の気質からして当然か・・・)
そして、審査中の犬たちは、お隣の犬にじゃれようとしたり、
飼主さんに飛びついてみたり・・・とする子もいて、
なんだかとってもフレンドリー?な雰囲気。
周りの人も、それを笑いながら温かく見ています。
「隣の犬同士威嚇して、それをコワ~イ飼主が力づくで止める」という
私の勝手な想像は見事に外れました(^_^;)
会場には、一見コワそう(服装が~(^_^;))なおじさま方も多かったのですが、
会釈するときちんと返してくれたうえ、
私がアレコレ質問しても、親切に答えてくれました。
若い女性もちらほら目について、こういう方たちが
次世代を引き継いで行くのかな?と嬉しい気持ちになりました。
(それに比べて、若い男性は少なかったような~?)
そうこうしているうちに、用事を済ませたモカパパがやって来て
少し一緒に見学したら、お昼の休憩時間。
お昼を食べて、その後は太雅くんと河川敷を散歩したり、
仔犬ちゃんを見学したりと楽しみました
そして、午後からは供覧犬を見学して~
いよいよ本審査と結果発表!!(←こんな言い方でいいのか?)
でも、これは午前中で順位がほとんど決まっているようで
最終的な確認だけして、順位発表しているように見えました。
結果発表はシビアに最後まで順位が付けられるのですが
(1~3位とその他、というわけでなく、1席から最後の〇席まで順位が付きます)
やはり堂々として、どーんと構えている性格の子が良い順位のように思いました。
(どの子も良いところがあって、可愛くて、私には順位はどうでも良かったですが~)
* * * * *
・・・実はこの展覧会見学には目的が2つありました。
1つ目は、太雅くんが展覧会でたくさんの秋田犬を見て、
どんな反応を示すのか?ということ。
これに関しては、太雅くん、予想よりずっと大人しかったです。
他犬に対しては、威嚇や興奮は一度もありませんでした。
これは、太雅くんが、最近、犬社会を学びつつあることもあると思いますが、
会場内でお散歩している秋田犬たちがみな大人しかったことと
そして、どの飼主さんも、他犬同士を近づけたり、接触させたりにせずに
十分に距離をとっていたことが大きいと思います。
また、多くの犬たちは出番以外は外に出ずに車の中のケージに居て
人間側がしっかりマネジメントして、
不要な興奮や接触を避けて平和を保っているのだと思ました。
そして2つ目は、秋田犬気質が強い(と思われる)太雅くんと生活して
「本来の秋田犬はどんな性格なのだろうか?」
「秋田犬のプロはどんな育て方をしているのだろうか?」ということを
知りたかったのです。
しかしこれは、外に出ている秋田犬が少なくて十分な観察ができなかったこともあり
正直なところ、あまりよく解りませんでした。
審査会場での秋田犬は、私の予想よりずっと柔らかい印象でしたが
車のケージに居る犬達は、遠くから太雅くんを見て唸る子も多かったです。
今後、もっと展覧会を見学したり、犬舎の方々のお話を伺ったりして
自分なりに消化したいと思います。
ただ、私がしつけについて質問させていただいた方々は異口同音に
「子犬の頃からしっかりしつけて、飼い主が完全に上に立つこと」を力説されていました。
そして、きちんと育てれば「体罰は不要」とおっしゃってました。
なんとなーく、「木刀」を使うようなイメージだったのですが・・・
これも私の時代錯誤だったようです(^_^;)
保存会のみなさま、偏見を持っていて申し訳ありませんでした・・・<(_ _)>
会場でもぐぞうさんのご友人にお会いしました♪♪
春にお会いして以来です^^
「秋田犬は心を開くまで時間がかかるのよ~」と言ってもらった言葉が
胸に「ストン!」と響きました
まさに「秋田犬のプロ」のご友人、
これからぜひいろいろ教えてください~<(_ _)>
※こちら⇒
(★クリックしてね!)が春にお会いした時のブログです。
改めてみると、この時の太雅くんはまだ顔が幼いですね~
そして最後に・・・
太雅くん、犬には穏やかでしたが、人には唸りました><
「可愛いね~♪」とナデナデしてくれたお姉さま方に
最初は大人しかったのですが、ちょっと長くなると
「ヴ~ッ!!」
長く触られるのが嫌で、けっこうな威嚇が出ました。
怖さからくる威嚇ではなく、「ヤメロ!」と凄む支配的な威嚇です
そして、それを叱る私にも「ヴ~ッ(ウルセー)!!」
(お姉さま方は秋田犬に馴れているので平気ですし、
太雅くんにはマズルが付いているので噛む心配はありません)
太雅くん、人間に対する態度はまだまだです・・・><
初見学をまあまあお利口に(?)乗り切った太雅くんに
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