今日は強風でしたが、空気が澄んで気持ち良かったですね
朝のお散歩は、野草の緑とタンポポの黄色が一層鮮やかでした♪
みなゴキゲンでお散歩しましたが、そんななか、ひときわ弾けている子がひとり・・・
・・・2月8日にセンターから迎えた朱雀ちゃん、今日で我家に来てから
ちょうど2ヶ月になります。
重度の眼瞼内反症で被毛が眼球に突き刺さり、
角膜が損傷して殆ど目が見ない状態だった朱雀ちゃん、
絶え間ない眼の痛みを抱えながら生きてきました。
我家に来てやっと落ち着いた頃、不妊手術と臍ヘルニアでお腹を大きく切り、
両目も手術して長~い長~いエリザベス生活。
そして特異体質(?)のために術後にお腹の切除痕が大きく腫れあがり、
頻繁に通院してエコーで場所を確認しながら漿液(しょうえき)を注射針で
吸い出してもらいました。
また、脂肪の腫れはステロイドで治療し、そのため多飲、多尿が続きました。
(多尿でお世話の手がかかってしまうのですが、お水はたくさん飲ませた方がいいそうです)
※お腹の腫れは、脂肪が水分を含んで腫れてしまったところと、漿液が溜まったところが
混在していましたので、漿液はエコーで確認しながら抜き取り、
脂肪の腫れはステロイドで治療しました。
毎回、お腹に針を刺して漿液を抜く治療も、朱雀ちゃんはとてもお利口にじっと耐えました。
さらに、目尻の縫合痕が開いてしまい、「麻酔なしで目尻を3針縫う」という試練にも
じっとお利口に耐えて、また更なるエリザベス生活・・・><
(朱雀ちゃんの重度の眼瞼内反症の原因のひとつには目尻の形成不全もあり、
目尻まで大きく切って形成していただきました)
お腹の腫れはなかなか治まらず、一旦治療を終了してからも
だんだんと漿液が溜まり、再度抜き取ってステロイドを打ってもらうなど、
だいぶ治療に時間がかかりました。
現在もまだ腫れは少し残っていますが、一昨日の金曜日にエコーで診ていただいて
今度こそ治療は不要になりました♪
(もう漿液はたまっておらず、あとは脂肪組織の腫れがひくのを待つだけです)
・・・この術後の腫れは体質としか言いようがないそうで、
避妊と臍ヘルニアの癒着などであちこち切開が大きかったせいもあり、
これに対する拒否反応のようなものだそうです。
見た目はとても大変そうですが、腫れているのは1層目と2層目の間で
(3層目の下が内臓です)、感染症などの心配はありません。
瞼の切開痕も完全にひっついて、眼球に毛が刺さることもなくなり、
もう再発の心配はありません。
(ちなみにこの瞼の手術はとても加減が難しく、やっていない獣医さんも多いそうです。
今回は1度の手術でとてもキレイにしていただき、先生にはとても感謝しています)
視力を取り戻し、お腹の不快感もなくなって、すっかり身軽になった朱雀ちゃん、
今までの我慢を思うと「少しくらいお転婆してもいいよね~!?」と
どうしてもアマアマになってしまいます(^_^;)
穏やかで優しい性格の朱雀ちゃんは、
人にそっと身体を押し付けてスリスリして甘えるのが大好きです
この2ヶ月、本当によくがんばった朱雀ちゃん、
あとはのんびり素敵はご縁が繋がるのを待とうね!!